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動物・環境ニュース

2012/01/27
新種の数が判明
2009年に新種として発見された生物(植物含む)は19,232種にわたり、その半分以上が昆虫であることが発表されました。これはアリゾナ州立大学の新種発見を目指す国際チームによって発表されたものです。

次に多かったのは、維管束植物種(シダ植物と種子植物)で約11%でした。発見された19,232種のうち、鳥は7種、哺乳類は41種、そして1,487種がクモやダニといったクモ形類でした。

さらに、2009年の新種発見数は、2008年度に比べ5.6%増えていました。

今回のレポートを提出した昆虫学者のウィーラー氏によれば、10万種の植物や動物種がいまだ発見されずに待っていると推測されています。

Wildlife Extra より

2012/01/19
ハワイのアザラシ
生物多様性センターは、先日、深刻な絶滅の危機にあるハワイモンクアザラシ3頭が殺された件に関して、情報提供者に3万ドルの報奨金を提供しています。

野生生物担当員によれば、2頭のハワイモンクアザラシは撲殺され、3頭目は射殺されました。さらに、4頭目の死亡も疑わしいとして調査中です。ハワイモンクアザラシは世界でもっとも珍しい海洋哺乳類に入ります。現在の生息数は1,100頭のみで、その数は餓死やその他の要因によって減少しています。

「このような、特に絶滅の危機に瀕している動物種を殺害することは大変ショックなことです。」とセンターの担当者は話します。「ハワイのビーチは野生動物にとって安全な天国であるべきなのです。」

多くのモンクアザラシがハワイ本島に生息しており、ここでの生存率は他のハワイ諸島よりもはるかに高いと分かっています。

「ハワイモンクアザラシは人間よりも先にこの島々に生息していました。しかしその人間が絶滅に追いやったと考えるのはつらいことです。」とセンター担当者は話します。

Wildlife Extra より

2011/12/19
過去最高量−象牙15トン押収
2011年12月、マレーシア西部のボートケランで15トンもの象牙が押収されました。マレーシアにおいて過去最高の量と考えられます。

ケニアから出港したこの象牙は、“手作りのサンドストーン製品”という表記されたコンテナに隠されていました。アフリカゾウ1頭の象牙の重さを約30キロとすると、250頭ものゾウが犠牲になったことになります。今回の押収はおそらくアジア最高量であり、これまでは2002年にシンガポールで押収された6.5トンが最高量でした。

2009年〜2011年にかけて、エレファント・トレード・インフォメーション・システム(ETIS) は1日に4回の押収を記録している計算となります。

「象牙の不法取引は麻薬や武器なども密輸する国際的な暴力団にとって低リスクでありながら報酬が大きいものになっています。」と IFAW(国際動物福祉基金)のケルビン・アリー氏は言います。「象牙のために殺されたゾウは、銃弾を何十発も打ち込まれているか、毒や罠によって苦しみながら死んでいるのです。」

IFAW は現在インターポール(国際刑事警察機構)とともに、 2012年に始動する“WISDOM プロジェクト”を手掛けています。このプロジェクトで象牙密猟に歯止めをかけ、最終的に世界の象牙密猟を全面禁止することを願っています、とアリー氏は話します。

Wildlife Extra Newsより


2011/12/05
オランウータンの減少
マレーシアのキナバタンガン川の下流(サバ州の東海岸にある)では、過去7年間で300匹のオランウータンが死亡しています。

最新調査でキナバタンガン川下流に生息するオランウータンの減少が判明しました。要因は森林の孤立と生息地の減少だと、HUTAN-キナバタンガン・オランウータン保護プログラム(KOCP)のマーク・アンクレナズ氏は説明します。

サバ州の野生動物の生息数に関して言うと、最大の脅威は土地の分断化です。これは、農業発展によって森林の中に小島がうまれていることを意味しており、この小島は孤立し完全に人口地に囲まれた環境となっています。

「野生動物にとって次々に場所を動くことは困難です。その結果、近親交配を導き、生息数減少へとつながります。これはまさに私達がキナバタンガン下流で今見ていることです。」とアンクレアズ氏は話します。

彼はこの問題がパームオイル産業に本質的に関係していると指摘し、この状況を正す必要があると信じています。「私達は、実際に再植林し、野生動物が移動できるようなルートや場所を確保することでこの状況を改善することが出来るのです。」

Wildlife Extra Newsより


2011/11/29
甲虫の新種見つかる
アリモドキ科のスペシャリストとして世界的に知られているディミトリー・テルノヴ博士が、ワラセア(インドネシアの島々の一群)とニューギニアでアリのような甲虫の新種が84種見つかったと発表しました。

過去15年間彼は、ペルー、マダガスカル、中国南部やオーストラリアなどで150種以上もの甲虫の新種を発見してきました。

そして最近3度にわたってこの地を訪れた結果、23の島から84の新種を発見しました。驚くことにこのうちの2種のみが近隣の自然で発見され、ごく近くのオーストラリアにはどの種も生息していません。現在108種のヒゲナガクビボソムシが今回の研究地域で発見されており、その99%がこの地特有です。インド・オーストラリアは地球上のヒゲナガクビボソムシのホットスポットともいえます。

Wildlife Extra News より


2011/11/29
アリゾナ州でジャガー発見
11月19日、ハンターよりアリゾナ州魚類鳥獣部にジャカーのレポートが寄せられました。

そのハンターは、犬を使ってマウンテンライオンのハンティングを行っていたところ、犬が追いかけた動物がジャガーだと分かり、木の上に追い詰められたジャガーを写真とビデオで撮影しました。撮り終えたハンターはその場を立ち去り、ジャガーの様子を観察していました。ジャガーは15分くらいじっとしていましたが、その後、南に向かって去っていったそうです。

ハンターが捕えた映像からジャガーは成獣のオスで、体重はおよそ90kgあり、健康状態が良好にあると判断されました。これから生物学者によって、これまでに記録されたことのあるジャガーかどうか調査されます。また付近に落ちていた毛からDNA鑑定も行うことになっています。

ジャガーは1973年より、アメリカ以外では、絶滅危惧種保護法によって守られるようになり、アメリカでも1997年にアリゾナ州とメキシコの国境付近でジャガーが確認されて以来守られてきました。

アリゾナ州では2009年に最後のジャガーが亡くなってから、この州のジャガーは絶滅したと考えられていたため、もしこのジャガーが今まで記録されていたジャガーではない場合、新たな発見となります。

Wildlife Extra News より


2011/11/25
香港での押収物
香港税関は、南アフリカから香港への輸送容器内に隠されていた33のサイの角、758の象牙箸、127の象牙ブレスレットを押収しました。

南アフリカ環境局は香港局に、調査のため押収物のDNAサンプルを南アフリカの大学研究室へ送るよう要求しています。もし角のサンプルがサイのDNAデータベースにある記録と一致すれば、密猟の被害を受けた個々の動物が判明します。

今回のこのサイの角の押収は最大規模です。そしてベトナムは密輸したサイの角の重要な市場と考えられており、当局はこれまでに香港から空輸で持ち込まれたサイの角を押収しています。

しかし移送の規模と方法から、ベトナム以外の目的地へ運ばれるはずだったと考えられています。33のサイの角の目的地は、現在活発化する中国市場だった可能性があり、今回の差し押さえの規模からも中国市場がサイの角密売に活発になってきていることを示しています。

香港の輸出・輸入省令において、
・ 積荷目録にない荷物を輸入した罪:最高200万香港ドルの罰金と懲役7年
・ 絶滅危惧種の動植物の保護条例のもと、商業目的で絶滅危惧種を輸入した罪:最高500万香港
 ドルの罰金と懲役2年

が課せられます。

「今回のケースは南アフリカ港局へ、国の輸出貨物を監視することに関し、スキャニングの機材に投資を行う必要がある事を強調します。」とTRAFFIC(国際野生生物貿易のモニタリングを行なうNGO団体)の漁業担当者は話します。ケープタウンの港はまた、香港への違法アワビ輸出が行なわれる主要ルートになっているのです。

Wildlife Extra Newsより



2011/11/24
8カ国で密猟への対抗策
今月、中央アフリカの8カ国が、国際野生動物法を強化する活動プランに承認しました。各国からの代表者たちはカメルーンでの会合に参加し、大規模な密猟と野生生物の違法取引に取り組む5年間にわたるプランをまとめました。

この国々(ブルンジ、カメルーン、中央アフリカ共和国、チャド、コンゴ、コンゴ民主共和国、赤道ギニア共和国、ガボン)は、強化警備員同士が国境を越えて情報を共有し、一層の協力に励めるよう活動しています。

今回の活動プランで提示された主な4点:
1) 関連する野生生物の法執行機関と検察局の協力と連携
2) 国内・国境外地域に加え、重要な境界線や貿易地点の調査
3) 効果的な抑止力と法的起訴
4) 違法の野生生物取引問題に対する関心の向上

現在違法取引によって、ゾウや大型猿人類といった保護動物の命が脅かされており、このプランはその取引に対処する、中央アフリカ政府の誓約の基礎となるものです。

Wildlife Extra Newsより

2011/11/17
1トンのアフリカ象牙が布に覆われて発見
ベトナム当局は、先月の強制捜査による211の押収物がすべてアフリカゾウの象牙であったと発表しました。中国市民の3人が逮捕され更なる取り調べを受けています。今回の差し押さえは東南アジア内で増加している象牙の違法貿易を象徴するものとなり、高い評価を受けています。

国際野生生物貿易のモニタリングを行なうNGO団体『TRAFFIC』のクリス・ステファード氏は、「ベトナムから中国への象牙の動きを調査し、関わった人間を起訴するためには、アジアとアフリカの組織的な取り組みが必要です。密猟者と消費者の立場にある国々の協力があってこそ、象牙の密売に効果的に対応できるのです。」と話し、発送品の出発地と到着地を担当局によって確認するのは急務になっていると話します。

警察は、荷物はアフリカから来たもので、中国のバイヤー向けだったと睨んでいます。2004年から象牙の違法貿易は世界的に増加し、アジアからの要望によってアフリカでのゾウの密猟が引き起こされていると考えられます。

2009年以来、ベトナム当局は9.3トンの象牙を押収し、今年初めには中国当局がそれ以外に2.2トンの象牙を取り押さえています。この輸送に関わっていた3名の男性が地元当局に逮捕され、現在起訴を待っている状態です。

さらに、報道されたばかりのショッキングなニュースとして、ベトナムのマスコミは今月初めに300kgの象牙がハイフォン港湾の関税で押収されたと報道しました。これらはモンカイを拠点とする会社によって輸入されたと言われています。

Wildlife Extra News より

2011/11/17
2頭の妹が出来たメスライオンのリュワ
数年前、1匹のメスライオン“レディ・リュワ”がザンビアのリュワ平原国立公園に唯一生き残った最後のメスライオンとしてニュースになりました。繁殖相手として2頭のオスライオンがリュワ平原へ放たれたものの、残念ながら彼女は子どもを産んではいません。

今年9月、隣の国立公園内で繁殖に適した若いメスライオンを探すことになり、1,5〜2歳の若いメス2頭がリュワ平原に連れて来られました。このメスライオンたちは、この広い国立公園でライオンたちが再び繁栄するための橋渡しになると望まれています。そしてレディ・リュワがこの若いメスたちに人間や家畜を避け、野生動物をどうやって狩るのかを教えていくことも期待されています。2頭のメスはリュワ平原の環境と他のライオンに慣れるために2ヶ月間は囲いの中で過ごします。

その囲いの周りでは、レディ・リュワと仲間2頭のオスの足跡が見つかり、彼らが若いメス達と何らかの社会的交流を図ったのではないかと見られています。

Wildlife Extra News より

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