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2019/10/18
日本を象徴する鳥 朱鷺  〜大空に蘇るニッポニア・ニッポン〜
現場に行ってみましたシリーズ #2
日本を象徴する鳥 朱鷺
〜大空に蘇るニッポニア・ニッポン〜

 9 月27 日、新潟県佐渡市で第21 回目のトキの放鳥が行われました。今回はおす11 羽、めす7 羽の放鳥が予定され、野生復帰ステーションにて6 月から順化訓練が行われていました。そこで、昨年訪れたときに観察した佐渡島の野生復帰したトキについて紹介いたします。
 まず、プランとして、佐渡島での行動を考えて、カーフェリーで車ごと渡る計画を立てました。島といっても、沖縄本島に次ぐ大きさの島ですから、移動手段は欠かせません。新潟県の新潟港佐渡汽船乗り場から、カーフェリーに乗って約2 時間半、佐渡島の両津港に到着後、すぐに佐渡島中央部、国仲平野の新穂村の「朱鷺の道」を目指して車を走らせます。
 「朱鷺の道」に入った途端、眼前に広がる田んぼの広大さにまずは感動。そして、おそらくいるであろう、トキの姿を探しますが、まだ、トキの姿を認識できないため、この広大な田んぼのどこにトキがいるのやら、なかなか探しきれません。そのとき、はるか彼方の田んぼに白い物体を発見。そして、周りを見渡すと、斜め前方の彼方にも、
同じように白い点々としたものが確認できます。近づいていくと、まさにトキの群れです。
 ここで、佐渡島における、トキの観察ルールを説明します。車で近づくことはできますが、車から降りて近づいてはいけないこと。また、当然ですが、田んぼのあぜ道には立ち入らないこと。ほかにも大きな音を出さない、餌を与えないなどがあるので、もし、佐渡島にトキを見に行かれる機会がありましたら、十分注意してください。もちろん、双眼鏡や超望遠レンズを持参することも忘れずに。

 日本における絶滅に瀕する動物の中で、今回のトキは、純国産で
はないものの、限りなくDNA が日本産のものに近く、また、飛行移
動が可能で、近隣の国ということから、もともと交流があったかもしれない個体群から見事に再生した例です。

 「現場に行ってみました#2」については、会員向け活動報告書
(JWC 通信) で詳しく掲載しております。

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