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動物・環境ニュース

2019/10/18
密猟者から2年内にサイを救わないと ボツワナより
イギリス在住のボランティアさんよりニュースが届きましたのでご紹介します。
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 ”Two years to save Botswana rhinos from the poachers”
密猟者から2年内にサイを救わないと ボツワナより

 ボツワナ政府は、自国のサイの頭数は密猟の増加によって2年以内に絶滅するかもしれない、と警告している。
 密猟者は、ボツワナにあるアフリカ最後の楽園で知られているOkavango Delta地域を狙っている。隣国の南アフリカでは、過去10年で7,000頭以上も殺され、サイの生息頭数が激減している状況にあるからだ。
 ボツワナで殺されたサイの中には、南アフリカからボツワナの安全な地域へと輸送されたクロサイやシロサイが含まれている。
 先月、2頭のサイが立て続けに殺された。彼らの角はアジアで1キロ50,000ドルで売買される。密猟者によって脊椎を損傷され身動きできないサイもいて、生きてはいるものの角は剥離されている。彼らは、銃殺を隠すために焼き殺すこともある。
 政府の野生保護課Mmadi Reuben氏は、今年に入り、ボツワナでは平均月1頭の割合で殺されているが、この4月からは9頭のサイが殺されており、その状況は悪い方向に向かっている。このままいくと1年或いは2年後にはサイは全滅する、と訴えている。
 野生保護グループは、ボツワナのクロサイの頭数はほとんど存続不可能に近いと主張している。そして、彼らは、18ヶ月前に就任したMasisi大統領による政府の密猟取り締まり縮小とサイの密猟頭数増加とを関連づけている。
 ボツワナには、4,000頭以下のサイが生息しているが、多くはOkavango Deltaに生息している。
 野生保護関係者達は、Masisi政府が密猟を重要視しないことを非難している。
 多くの国々、例えば、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリア、チャド、パキスタン、ベトナム、タイでは、生息地域の減少により全体的にサイを失いつつある。野生生物犯罪アナリストのRoss Harvey氏は、密猟がボツワナに移動するのは時間の問題だ、と訴える。

原文URL
https://www.thetimes.co.uk/article/two-years-to-save-botswana-rhinos-from-the-poachers-lz27nzw0p


イギリス在住翻訳ボランティア 折原美子
追補 JWCスタッフ



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