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動物・環境ニュース

2019/10/15
赤ちゃんゾウにおける動物園貿易の国際的廃止
イギリス在住のボランティアさんよりニュースが届きましたのでご紹介します。
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"Zoo trade in baby elephants banned internationally" BBC news

 この夏、スイスのジュネーブで開かれたワシントン条約会議で、野生のアフリカゾウの赤ちゃんを親から引き離し、世界各地の動物園に売買する行為のほぼ全面廃止が可決された。

 欧州連合は、アフリカから世界の動物園へ、野生の赤ちゃんゾウの売買に賛成の立場を構えていたが、数日間の討論の末、売買廃止に同意した。

 しかしながら、主な輸出国であるジンバブエは勿論のこと反対し、アメリカも反対した。

 ジンバブエとボツワナは、他のアフリカの国々よりもゾウの頭数が安定しているという背景があり、赤ちゃんゾウを適切かつ受け容れ可能な国へ売買することが許されていた。ジンバブエでは、2012年から100頭以上の赤ちゃんゾウを中国の動物園に流通させていた。

 今後は、赤ちゃんゾウの売買は、例外的な状況を考慮しながら、ワシントン条約会議の委員会によって決定される。
 最終的にこの売買の廃止は可決されたが、この2週間の会議は安易なものではなく、ジンバブエはその廃止に対して強く反対し、また欧州連合は遺伝的変異の観点から初めは反対していたが、特別な条件によっては売買が可能という点など幾つかの修正の後同意した。

 Born Free Foundationの会長であるWill Travers氏は、将来的に、野生の群れから引き離される赤ちゃんゾウの存在はゼロではないが、かつてのように大量の赤ちゃんゾウが海外へ売買されることは無くなるだろう、とコメントしている。

原文URL
https://www.bbc.com/news/world-africa-49481716#targetText=A%20near-total%20ban%20on,rules%20after%20days%20of%20debate.

イギリス在住翻訳ボランティア 折原美子
追補 JWCスタッフ



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