ジャパンワイルドライフセンター|JWC official web site

NPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC)は野生動物の保護を目的として設立された野生動物保護団体です。

ホーム> 動物・環境ニュース

動物・環境ニュース

2018/04/27
オーストラリアへの航空輸送の提供はサイの将来の希望へと導く
イギリス在住のボランティアさんよりニュースが届きましたのでご紹介します。
*******************************************

”Airlift to Australia offers hope for rhinos" The Times

 絶滅危機にあるアフリカサイを救うための野心的な計画が進められ、およそ40の絶滅の危機にさらされた動物がその対象で、オーストラリアへと飛行機で輸送されるとのことです。
 ”Wild Africa"と呼ばれる新しい住処は、オーストラリアのアデレードから車で約1時間の場所にあります。
ここは’the Austarian Rhino Project”という動物の保護と繁殖を支援する団体が、サイが安心して生息できて、なおかつ繁殖がしやすいようにと、3年もの歳月をかけて120エーカーの敷地を南アフリカにある " the Kruger National Park “ を参考にして、サバンナ、密林地帯そして水辺地帯を作り上げました。
現在は寄付によって成り立っていますが、将来的にはサファリパークのように人々に開放するように検討中です。

 来年に、まず何頭かのサイが1万km離れた南オーストラリアへ運ばれます。
しかしながら、その計画は、いろいろな批判を受けています。例えば、アフリカの権力を弱めているのにすぎないとか、植民地時代からのアフリカの資産(野生動物など)を剥奪しているなどという批判を浴びせられています。

しかしその一方で、プロジェクトマネジャーのSarah Dennis氏は、『アフリカの保護環境が改善されれば、我々の計画としてはそのサイたちは母国に送還されるし、それまでの期間、オーストラリアはサイたちにとっての安定した場所を提供したい』と訴えています。さらに、この場所は、彼らの生息場所と似たような気候環境を満たし、獣医師の技術、そして安全性を兼ね備えているということです。

実際の所、南アフリカの保護団体たちは、現地の保護監視員、獣医師、警察官、政府そして住民との間での衝突と不正が存在する中で、それらの事柄がアフリカでの野生動物の安定した生息場所を作り上げるのを邪魔していると嘆いています。

イギリス在住翻訳ボランティア 折原美子
追補 JWCスタッフ



RSS Feed Widget

のづた動物病院
ページのトップへ戻る

- Topics Board -