ジャパンワイルドライフセンター|JWC official web site

NPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC)は野生動物の保護を目的として設立された野生動物保護団体です。

ホーム> 動物・環境ニュース

動物・環境ニュース

2017/08/28
イギリスでアナグマ淘汰の領域を広める
イギリス在住のボランティアさんよりアナグマに関するニュースが届きましたのでご紹介します。
*******************************************


”あるアナグマ保護団体によると、イギリス国内の牛結核の拡大を阻止するために、この数週間内で2万頭以上のアナグマが
淘汰されるとのことです。去年は、イギリスの10か所で、およそ1万1千頭のアナグマが淘汰されており、今年は、新たに9か所の地域を追加指定しており、その地域では、国が農家に銃殺の権限を委任すると言われています。2013年のトライアルとして始まって以来の最も大きな淘汰となりそうです。

 アナグマは、自然界で牛結核の病原巣ではあるものの、研究者達の間では、牛を保護するためにアナグマを淘汰するべきかか、淘汰しないべきかに、2分されていている状況にあります。牛結核菌は、土壌で1年位生息でき、そして、この淘汰から逃れたアナグマがまた他の縄張りを見つけることで、感染の被害が広がるのではないかと恐れられています。
 
 The Badger TrustのDominic Dyer氏は、牛結核は、主に、人と牛との間での動き及び各農家の予防体制の不備によって広がるものであり、政府は単純に農家側の貴重な有権者に媚っているのではないかと述べています。

 一方で、The National Farmers Union(NFU) 全国農民連合としては、牛結核は、我々の農業に多大な損失をもたらしており、昨年は4万頭の牛が淘汰されており、それを鑑みて、アナグマの淘汰の増大は不可欠で、緊急を要すると訴えています。

 実際のところ、アナグマを淘汰するためには、Natural England と言う公的機関が農家にライセンスを与えており、その機関は、未だに、農家からの申請を検討中とのことで、淘汰の場所、頭数等は公開していませんが、収穫後の9月から11月の間に行われるのは確かなようです。



RSS Feed Widget

のづた動物病院
ページのトップへ戻る

- Topics Board -