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動物・環境ニュース

2017/04/26
絶滅に瀕するフクロモモンガダマシ保全のために 木材の切り出しの一時停止を保護活動家らが要請
このままだとあと40年で絶滅してしまうという、フクロモモンガダマシが住むオーストラリア・ビクトリア州の森林で行われている木材の切り出しを、一時停止するよう動物保護活動家らがビクトリア州政府に対し要請しました。

ビクトリア州政府によると、現在フクロモモンガダマシの生息地になっているセイヨウトネリコの森のうち62,600ヘクタールは木材の切り出しをしても良いことになっており、今後30年であと24,000ヘクタールもの場所が許可される事になっています。
木材の切り出しを行っているビクフォレスト社は2017年に伐採する予定の25%は減らすと話しているものの、専門家によるとこれではフクロモモンガダマシの数の減少を食い止める事はできないとし、この絶滅危惧種を守るためにビクトリア州に残る100,000ヘクタールの森での木材の切り出しを一時停止するよう政府に呼び掛けています。
最近のリサーチでは、フクロモモンガダマシのために必要な生息地は中央ビクトリアに位置するセイヨウトネリコの森約171,345ヘクタールとなっていますが、そのうち101,400ヘクタールがすでに木材の切り出しが許可されている場所になっています。
この提案ではフクロモモンガダマシが生息する場所で、その生活を侵害するような活動、生息地にダメージを与えたり、破壊するような商業活動は禁止する内容になっています。またフクロモモンガダマシが見かけられた場所から1km圏内を緩衝地帯に指定しています。これは今までの200mから拡張した内容になっています。さらに全てのうろのある木の周り200m圏内も緩衝地帯にするよう提案しています。
この提案が通った場合、ビクフォレスト社は490,000ヘクタールのうち4分の1の伐採エリアをなくすことになり、すでに追いつかない木材の切り出しの目標に到底達する事ができない事になります。妥協案として個別に伐採の案件毎に政府の環境・土地・水、計画部に許可を申請し、許可が下りたものは木材の切り出しを行う事ができるというものが出されています。
絶滅に瀕するフクロモモンガダマシを守っていくためにビクトリア政府が最善をつくすよう願っています。



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