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動物・環境ニュース

2017/03/13
シロサイの角、密猟される(パリの動物園)
イギリス在住のボランティアさんよりニュースが届きましたのでご紹介します。

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3月6日夜、フランス・パリ郊外のThoiry Soo(トワリー動物園)に密猟者が侵入し、3頭のシロサイのうち1頭を銃殺した上に、角を切断し逃亡したという事件が起こりました。

ヨーロッパ動物園水族館協会(Eaza)曰く、ヨーロッパの動物園でこのような犯罪は初めてであると驚きを隠せないようです。

この犯罪は、密猟者のターゲットにされるであろうヨーロッパの動物園に警告を発しているようです。

彼らは、密売マーケットに35,000ポンド(500万円)前後でその角を販売し、角は最終的に中国あるいはベトナムに渡っていくものと思われます。中国やベトナムでは、サイの角は、媚薬として評判高く、癌などの治療にも使用されるとのことです。

EazaのWilliams-Mitchell氏は、イギリス国内の動物園そしてサファリパークで飼育されている111頭のサイの安全性の強化を呼びかけており、ヨーロッパの動物園は、しばらくの間この脅威に悩まされるであろう。しかしながら、銃を持った密猟者が侵入したところで、何の手立てもないのが現状で、24時間体制の警備員を配置したところで、かなりの費用がかかるため、まったく現実的ではないと述べています。

トワリー動物園では、監視カメラと5人のスタッフが在勤していたのにもかかわらず、その密猟者は侵入し逃亡していった経緯があり、動物園側は、全く予想外の出来事でプロの仕業であると公言しています。

また一方で、サイの最も恐ろしい脅威はアフリカ及びアジアにおける密猟と生育環境の破壊であり、この10年間に6,000頭以上のアフリカに生息するサイが密猟されているという現状を理解して欲しいと動物保護団体は訴えています。



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