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NPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC)は野生動物の保護を目的として設立された野生動物保護団体です。

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動物・環境ニュース

2016/05/23
サンゴ礁の死滅により捕食者を学習しなくなる魚
サンゴ礁の白色化や死滅は、サンゴ礁に生息する魚類が捕食者を学習し逃げる方法に劇的な影響を与えている可能性があると世界初の研究で発見されました。この新発見は、Proceedings of the Royal Society Bという雑誌に掲載されました。

サンゴ礁は、何十万もの海洋生物にとっての住処となっており、豊かな生態系を築いています。かつて綺麗だったサンゴ礁は今では藻に覆われ白色化したものが散乱しており、世界や地域でサンゴに多くの影響が出ています。このような生息地の変化は、そこに生息する生物の生活も変えてしまいます。

今回紹介した雑誌に掲載された最近の研究で、サンゴ礁の死滅と白色化は、スズメダイが捕食者の存在を知らせために発する化学物質への反応に影響を与えることが分かりました。
「稚魚は新たな捕食者を区別するために攻撃されると皮下組織から化学物質を放ち、警告を発します。敵の臭いまたは存在を発見し傷付いた仲間が出す警告の組み合わせで、どの生物が危険で将来的に回避しなければならない相手かを学びます。」とジェームズ・クック大学でサンゴ礁に生息する魚類について研究しているMark McCormick教授は述べます。
しかし、サンゴが死滅し藻に覆われて嗅覚環境が変わってしまうと、この魚の学習メカニズムにも大きな影響が出てきます。
実際に、生きたサンゴ礁では新たな捕食者がくると傷付いたアンボンスズメダイはパートナーに敵の存在を臭いで知らせる一方、死んだサンゴ礁では敵に対して反応または学習しないことを、オーストラリアとスウェーデンの研究チームは発見しました。
興味深いことに、死んだサンゴ礁にしか見られない他の種は、そのサンゴ礁の生死に関係なく、化学物質で警告して新たな捕食者を区別することができます。

「サンゴの白色化や死滅により何種類かの魚類が捕食者を分類したり回避したりできなくなっているのであれば、サンゴ礁に生息する多様な魚類も激減していくでしょう。サンゴ礁に生息する魚類の多くは、健康なサンゴ礁にしか生息することができません。」とウプサラ大学の海洋生物学の研究者Oona Lonnstedt博士は述べます。

グレートバリアリーフはここ最近、歴史上最悪の白色化がすすんでおり、サンゴ礁が激減していると2人の研究者らは述べます。
「サンゴの死滅が新たな捕食者の学習のために発せられる化学物質を妨げているとしたら、サンゴ礁の補給は非常に危ぶまれるでしょう。」とOona博士は述べます。

写真:Mark McCormick

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2016/05/13
高性能ドローン コウモリの飛行法で開発可能か
ウサギコウモリは耳と胴体をうまく使って飛んでいることが、スウェーデンのルンド大学の研究者らの研究により分かりました。この発見により、コウモリの飛行方法に関する研究者たちの理解が深まり、改良型ドローンなどの開発において重要な役割を果たすことが期待されています。

研究者たちが以前考えていた仮説に反して、ルンド大学のChristoffer Johansson Westheim氏と研究仲間たちは、ウサギコウモリが大きな耳をうまく使って飛んでいることを明らかにしました。
「ウサギコウモリの胴体より後ろの空気は、下方向に加速して流れていることが分かりましたが、これは胴体と耳が揚力をもたらしていることを意味します。これはウサギコウモリとこれまで研究されてきた他の種の飛行方法の違いになりますが、ウサギコウモリの大きな耳は強い抵抗力を生み出すことはなく、空中にとどまらせる役割があるという事になります。」とChristoffer氏は述べます。

今回の発見は、コウモリの飛行方法について以前よりも深い理解を必要としました。また彼らは、音波を送ってそのエコーを受信することで物の場所を把握するという「エコロケーティング」と、出来る限り効率良く飛ぶことの進化的な対立についても焦点を当てました。

この実験では、コウモリが食べものを取り付けた棒に、濃い煙の中でも到達できるかという風洞実験を行いました。研究者らは煙越しからレーザービームを当てて、光る煙の粒子の写真を撮影しました。そして、コウモリの翼の羽ばたきによって起こる力を測るために、煙がどうやって動いているかを調べました。

このほかに実験中に得られた発見やこれまで議論されてこなかった調査は、コウモリがゆっくり飛ぶときの前方移動の仕方についてです。前方移動は、翼が高い位置にあり、羽ばたきが終わって翼が体から離れたときに起こります。

「この特殊な起動力の方法は、将来的に、飛行生物にインスパイアされたドローンの新たな空力制御を導くことができるかもしれません。」とChristoffer氏は述べます。

写真:Anders Hedenstrom/Lund University

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2016/05/02
カラスはチンパンジーと同じくらい頭がいい〜抑制制御の観点から
スウェーデンのルンド大学の研究者らの研究により、チンパンジーに比べ非常に小さな脳であるにも関わらず、カラスはチンパンジーと同等に頭がいいことが示唆されました。これは、カラスの脳神経密度や脳の構造が知能の面において重要な役割を果たしていることを示しています。

「脳の全体の大きさで物語は完結しません。私たちは、類人猿よりも脳が小さいカラスが彼らと同じ行動をとることを発見しました。」と、認知科学において博士課程の学生であるCan Kabadayiさんは述べます。

知能を調べる実験は難しいですが、抑制制御という行動は賢さを見出してくれるもので、何かしたい衝動を抑え理性的にふるまうような能力を発揮させます。アメリカのデューク大学の研究者らは、2014年、主に霊長類や類人猿を対象に36種の動物において抑制制御行動の比較実験を大規模に行いました。研究チームは両端が開いている透き通ったチューブの中にエサを置くというシリンダー試験をしました。動物たちには両端から直接触って食べものを取ってもらうようにしました。成功するためには、制限された中で食べものを得るために最も有効な戦略を選ばないといけません。

 この実験では類人猿が最も良い反応を見せ、脳のサイズが知能の鍵となってみえました。しかし、この時カラスには実験を行っていなかったのです。Can氏と一緒にきたイギリスのオックスフォード大学やドイツにあるマックスプランク進化人類学研究所の研究者らは、ワタリカラス、ニシコクマルガラス、ニューカレドニアカラスが、同じシリンダー試験を行うと彼らの抑制制御についての認知を越えて良い反応を示すことを知りました。
 
 Can氏のチームは、まず両端が開いている不透明のチューブに食べものを入れてカラスに実験をしました。そして、同じようにして透明のチューブで試験を繰り返しました。動物は自然と食べものを見るとチューブに向かってまっすぐ進んでしまいますが、全種のカラスが全ての実験において、端からチューブの中に入ろうとしたのです。ワタリカラスとニシコクマルカラスはゴリラやチンパンジーと100%に近い行動をとりました。

「このことは、カラスの脳は小さい物の非常に有能であることを示しています。この研究により、脳のサイズではなく、神経密度といったような他の要因が、知能という分野において重要な役割を果たしていることが示唆されました。私たちは、鳥の脳もしかり、もっと知能と脳のサイズの関係を理解し、学ぶ必要があります。ですが、今回の研究は、鳥の脳は単なる鳥の脳ではないことを明確にしてくれたのです。」とCan氏は述べました。

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2016/05/02
象牙とサイの角の撲滅決定にAWFが助力(ケニア)
アフリカ野生動物保護財団(AWF)が支援しているケニア政府は、国内外の違法野生動物取引に関する意識を高めるため、4月30日に105トンの象牙と1トンのサイの角を焼却処分しました。
象牙やサイの角製品の需要により、アフリカのいたるところでゾウやサイの密猟が急増しています。毎年2万頭以上のゾウが象牙目的で密猟者に殺されており、同時にサイの密猟も2007年から2015年の間に徐々に増えています。

「ものすごい割合でアフリカのゾウとサイがいなくなっています。この歴史的な事件は、世界的な違法野生動物取引に対する関心を引き、ケニアでは国際的な会議が執り行われました。適切な政治的関与と法執行機関のサポートのおかげで、野生動物犯罪に対し断固とした処置を行うことが可能になりました。」とAWFの代表Kaddu Kiwe Sebunya氏は述べています。

ケニアにおける密猟や野生動物違法取引を阻止するため、以下の活動も含め、AWFはケニア政府と密接に活動をしています。
・訓練された探知犬とハンドラーがケニア野生動物公社の探知犬部隊で展開されています。1月から導入された探知犬たちは、主には象牙ですが、センザンコウのうろこや生きたカメ、動物の皮など18個押収しました。
・AWFは検察官や裁判官、警察、司法や法的執行機関に所属する人に対するセミナーを、野生動物犯罪の起訴強化や抑止判決を増加させるために行ってきました。ケニアでは、50人の裁判官と35人の検察官が、AWFが主催する司法セミナーに参加しています。
・ケニアの絶滅危惧種であるヒガシクロサイの2つの個体群の個体数維持について従事しています。また、ナミビアに生息する砂漠環境に適応したクロサイの保護や、ジンバブエと南アフリカに生息する2つのシロサイ個体群の個体数維持に従事しています。

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2016/05/02
サーカスにいたゾウ「Rhea」姉妹との再会
アグラ(インド北部):
野生動物保護NGOのWildlife SOSによってサーカスからレスキューされたゾウRheaが、50年以上サーカスで一緒だったMiaとSitaという名のゾウに、マトゥラにあるゾウ保護センターで再会することができました。

Mia、Sita、Rheaの3頭は50年以上サーカスで一緒に芸を行っており、洗脳訓練や服従訓練の一環としてひどい扱いをされ、厳しい訓練を受けていました。2015年11月、Wildlife SOSはMiaとSitaをこの痛ましい生活から救いだせましたが、Rheaは手続きに必要な支配人の書類作成が間に合わなかったため、取り残され、2頭と一緒に救い出すことができませんでした。

Wildlife SOSの共同創立者Geeta Seshamani氏は以下のように述べました。
「ゾウはとても頭がよく、感情があり、性質的に他の個体と強いつながりをもちます。MiaとSita、Rheaは血のつながりはありませんが、他のすべての面において、彼女たちは家族同然です。そのため、3頭のうち1頭だけを取り残すことは彼女たちにとって苦痛なことに違いないので、私達は出来るだけ早くRheaを2頭のもとに返す必要がありました。」

根気強い活動の数か月後、書類作成が完了し、タミル・ナードゥからマトゥラへの約2800kmを5日間かけて移動して、Rheaはゾウ保護センターでSiaとMiaに再会することができました。この活動に尽力したWildlife SOSによってサーカスから救出されたゾウは、Rheaで11頭目となります。ゾウ搬送隊として出動したWildlife SOSのスタッフとレスキューチームは、ゾウ保護センターへRheaを輸送し、3頭の再会を息をひそめて見守っていました。

この45〜53歳のメスゾウたちは、お互いに会えなかったことを大変寂しく思っていたようで、手が届くところに近づくまでキーキーやゴロゴロと声を出して挨拶をしだしました。そしてようやく一緒になれたことで、あたかもお互いを励まし合うかのように、もう大丈夫と鼻を絡めあい、元気づけるように互いにパタパタとたたき合いました。この瞬間に、彼女たちは痛みのない安全な場所にたどりついたのです。

Wildlife SOSの共同創立者Kartick Satyanarayan氏は以下のように述べました。
「ゾウの自然な行動を目の当たりにして、互いに歓迎しあう声を聞けたのは、素晴らしいことです。歓喜の声の中、鼻で抱擁しあっている彼女らを見て、その再会に力を貸せた事を誇りに感じました。この優しい巨大なゾウたちが家族に戻れたことに圧倒されたのでした。」

Photo courtesy: Wildlife SOS

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2016/04/20
ズートピア公開後フェネックギツネが売買される(中国)
アメリカで上映されているズートピア(別題「ズートロポリス」)は、動物がしゃべることのできる世界の話です。この中で、メインキャラクターであるずる賢い詐欺師のアカギツネの仲間として、「フィニック」というフェネックギツネが登場します。サハラ砂漠に生息するフェネックは、可愛らしく、夜行性で、とても大きな耳をもっています。

公に売買が禁止されているにも関わらず、中国では商人の間でアカギツネの代替品としてフェネックを3000$(約32万6000円)で買うことができるようになっていると、ロサンゼルスタイムズ誌は報じています。中国でズートピアが3月に公開された後にこの売買が急増しました。
「普段は動物園へフェネックを売っているのですが、ズートピアの上映後何件も問合せがありました。最近チャンスー省のとある家族がフェネックを購入していきましたが、その他にも3家族から購入の要望がありました。」と、リヤオヤン省にある野生動物の輸出入を行う会社の従業員は述べています。

しかし、他のフェネック購入者によると、フェネックがペットに適さないとわかり、すでに転売しようとしているそうです。フェネックは社交性がないうえ、飼いならしにくく、夜中の騒音がひどいのです。

フェネックは絶滅危惧種ではありませんが、中国での輸入が増加すれば世界的な個体数の減少が起こってしまいかねないと、専門家は考えています。

Photograph: Disney

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2016/04/19
人間優位の生態系でも重要な役割を果たす最上位捕食者
ヒグマやオオカミといった最上位捕食者と呼ばれる大型肉食獣は、人間優位の生態系でも野生動物の個体数調整という面で重要な役割を果たしています。この発見は、最近発行されたProceedings of the Royal Society Bという雑誌に掲載されたロイファナ大学リューネブルクとフンボルト大学ベルリン、オーストラリアにあるチャールズ・スタート大学、ディーキン大学の科学者らの共同研究によるものです。この研究は、人間活動による野生動物の捕食者・被食者関係と個体数調整が受ける影響について調査しました。

最上位捕食者は自然界における生態系の調整の中で重要な役割を担っていることはよく知られています。人間が優位である生態系においても、捕食者は特に草食獣の個体数を減らすことで、野生動物の個体数調整おいて重要な役割を果たしているとこの研究は示しています。しかし、人間もこの生態系の中で直接的、また間接的に介入しており重要な役割を担っています。自然界を農業の利用のために変えるだけでなく、狩猟を行うなどして、食生ピラミッドの各段階にいる動物すべての個体数に悪い影響を与えています。

今回の研究では、ルーマニア(トランシルバニア)にかけての人間優占区域にカメラトラップをしかけ、野生動物の個体数を観察しました。ヒグマやオオカミなどの最上位捕食者に加え、アカギツネなどの中サイズの捕食者、シカのような大型草食獣にとっても、この地帯は生息地になっているようです。人間や綱につながれていないイヌもこの生態系では「捕食者」になってしまうのです。

「食生ピラミッドの全段階の野生動物個体数に与える人間活動の影響についての説明は、将来的に人間がこの食生ピラミッドの一部として考える必要性があることを示しています。特に、オオカミのような最上位捕食者は段々と人間優位の生態系に影響されてしまうため、これらの捕食者が同時に存在することと食生ピラミッドの異なる段階における人間の影響について理解していくことが重要です。私たちの研究はこの問題について大きく貢献します。」と、この研究の主著者であるIne Dorresteijn氏は述べました。

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2016/04/12
NGOが日本の象牙売買サイトの閉鎖を促す
ソフトバンクが主な株主であり、世界最大手の象牙売買サイトとなっているYahoo! JAPANに対し、32の環境保全団体がヤフーショッピングやオークションでの象牙売買を停止するよう要請しました。
ソフトバンクとYahoo! JAPANの幹部である孫正義氏とニケシュ・アローラ氏ヘの公開文では、すぐにゾウの保全活動を推進するよう求めています。

多くのアフリカの国々で密猟が行われ、毎年3万頭以上のゾウが象牙目的のために殺されています。密猟を撲滅しゾウを守るために、アメリカや中国、香港の主要な象牙市場は国内での象牙貿易の禁止措置をとりました。インターネットで通信販売をしているGoogleやAmazon、eBay、Alibabaは自らのサイト内ですでに象牙取引を禁止しています。

Yahoo! JAPANが43%を占めるソフトバンクは、Yahoo! JAPANが社会的、環境的に責任ある態度をとり、すべての象牙製品の広告や売買を禁止していることを明確にする立場にあります。NGOの要請では、ソフトバンク企業の重要な公約ともなっている「次世代のために地球を守る」ことも含めた、社会的責任と環境問題に対する義務を強調しています。

「Yahoo! JAPANのオークションやオンラインショッピングサイトは、日本の象牙売買の主要な流通サイトとなっており、そのほとんどが違法なものです。これらのサイトが元となっている怪しい象牙売買の規模は、非常に膨大で増加しています。」とNGOは記しています。

各NGO代表がそれぞれコメントしています。
アフリカ野生動物保護財団のCEO:Patrick Bergin氏
「多くのアフリカの国では、密猟を規制しようと苦闘しています。象牙取引を永続させるのではなく、やめさせるために東アジアに異なる出資者が必要です。Yahoo! JAPANのサイトにおける象牙取引を許しておけば、ソフトバンクはアフリカゾウの密猟に加担していることになります。我々はソフトバンクに、Yahoo! JAPANでの象牙取引をなくし、ゾウを守るための広報活動を行うよう促しています。」

環境調査局(EIA)の代表:Allan Thornton氏
「我々はソフトバンクのリーダーである孫氏とニケシュ氏にYahoo! JAPANにおける象牙取引を停止させて、次世代の未来のために像を守るよう要請しています。象牙密売者の手からアフリカゾウを守るためには、ソフトバンクの決断が必要不可欠なのです。」

ワイルドエイドのCEO:Peter Knights氏
「中国や香港、アメリカの政府が象牙売買の終結を宣言できたのですから、Yahoo! JAPANもアフリカゾウの密猟を可能にし続けるのではなく、終結させる事ができるはずです。」

国際動物福祉基金(IFAW)アジア支部代表:Grace Gabriel氏
「AlibabaやTaobao、Tencent のような多くのアジアにおける電子商取引企業は、密猟問題を解決するために営業形態を変えています。Yahoo! JAPANもこれらのリーダー企業に加わって、野生動物と友好な関係になってほしいのです。」

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルの野生動物部部長:Iris Ho氏
「中国やアメリカのような主要な象牙消費国が、象牙取引を終結させ、GoogleやAmazonなどの主要企業が象牙製品の取り引きを禁止しましたが、Yahoo! JAPANや日本政府は依然と象牙製品の需要を助長しています。ソフトバンクがこれらの企業に加わって協力し、日本が世界のゾウ保護に献身してくれることを望みます。」
2016/04/12
イエローストーン国立公園のグリズリー絶滅危惧種から外れる可能性
米国魚類野生生物局(FWS)は、アメリカの絶滅が危惧されている野生動物のリストから、イエローストーンのグリズリーを外すときがきたと述べています。

FWSは、1975年には136頭だったグリズリーは、現在700頭以上にまで回復していると述べます。
「今回の提案は、これまで30年以上にわたり連邦国政府や部族などの協力者がグリズリーの生息地回復に協力してくれたことをはっきりと示すような喜ばしいものです。」と、FWSの理事長であるDan Ashe氏は述べました。

イエローストーンにおいて象徴的なグリズリーは、モンタナ州やワイオミング州、アイダホ州にまたがるイエローストーン内に生息しており、今では国立公園の約58275平方km以上がその行動域となっています。

リストからの削除の提案は国民や連邦国政府へ60日後に発表される予定ですが、科学者らは提案を受理するか検討しています。
FWSでは、絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律(ESA)におけるグリズリーの保護が解除されたとしても、グリズリーの個体数と生息地はモニタリングしていく予定です。

「我々は健全なモニタリングや保全計画の推進、国や政府の協力者とのパートナーシップを続けていきます。提案に対する国民からの意見を聞いたり、先住民族であるネイティブアメリカンたちとのコンサルタントが楽しみです。」と、Dan Ashe氏は述べました。

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2016/04/07
過去最悪の白色化‐グレートバリアリーフ
シドニー:オーストラリアのグレートバリアリーフで航空測量を行ったところ、アイコン的な存在である手つかずの自然が残る北部で、いくつかのサンゴは逃れたものの白色化が過去最悪の状態であることが分かりました。
飛行機とヘリコプターによるケアンズからクイーンズランドの北部にあるトレス海峡間の520個のサンゴ礁の観測後、その景観が壊滅的な状態にあると調査員らは述べました。
「今回のことはグレートバリアリーフを永久に変えてしまうことになるでしょう。グレートバリアリーフの1000kmに渡る北部の範囲で最悪の白色化を観測したのです。」と、ジェームス・クック大学のサンゴ礁専門家であるTerry Hughes氏はオーストラリア放送協会にコメントしました。
ちょうど1週間前、オーストラリア政府は世界遺産リストにも掲載されているグレートバリアリーフの白色化は「深刻」な状況であるが、南部はこの状況を逃れていると明示しました。
海水温の温暖化のように異常な環境状態になると、サンゴに寄生している光合成を行う藻類が放出されてしまい、色が抜け落ちて白色化が起こります。
オーストラリア国際サンゴ白色化特別委員会の議長であるHughes氏は、「海水温を低下させえる曇りの天候で白色化を回避した」という南部のサンゴ礁についての声明に同意しました。
しかし彼は、遠く離れた手つかずの地域である北部について、ほぼ例外なくすべてのサンゴ礁の白色化が深刻なまでに及んでいると述べました。
「グレートバリアリーフの最も人の手の及んでいない地域4000kmを調査した結果、たった4個のサンゴ礁しか白色化していないことが分かったのです。2002年または1998年初期の白色化に比べ、現状は最悪です。」と彼は更に述べました。
彼の仲間であるジェームス・クック大学の専門家James Kerry氏は、さらなる調査は行われますが、空から見た北部のダメージは悲惨なもので、そのほとんどのサンゴ礁は60%が白色化しているという最大警戒レベル4であると述べました。
調査員らは、サンゴ礁が今後何個死んでいくかを判断をするには早すぎると言っていますがこれは、水温が低下し藻類が再構築されればサンゴをよみがえらせることができるかもしれないからだと述べました。
しかし、Kerry氏は、北部では異常な高温はさらに1週間は続くだろうと述べました。

世界で最も大きなサンゴ礁生態系であるグレートバリアリーフは、養殖の拡大や発達、サンゴを食べるヒトデの被害同様に、気候変動の影響を受けています。
キャンベラの何十年にもわたるサンゴ礁維持活動のおかげで、昨年は ’危機に瀕している世界遺産’ はギリギリ免れました。
保全活動家は、気候変動による白色化について正面から取り組んでいます。
「この真っ白な写真のようなあり様をみたら、気候変動について真剣に考えることになるでしょう。」とWWFオーストラリア支部のスポークスマンであるNick Harthは述べました。

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